ビヨヨンド監修者 西薗先生にインタビュー 子どもの習い事にビヨヨンドをオススメしたい理由とは?

イオンファンタジーが運営する「からだだけじゃなく、あたまもこころも
成長する基礎運動教室<キッズアスレチック ビヨヨンド>」。
その施設作りやプログラムを監修された株式会社ボディアシストの西薗先
生にお話を伺いました。

子ども運動指導の
プロフェッショナル!
西薗先生について

西薗 一也 先生

日本体育大学卒業
現・株式会社ボディアシスト 取締役
現・一般社団法人子ども運動指導技能協会* 理事
その他、運動に関する複数の著書を出版

*学校教育と運動指導の分野で活躍する指導者を育成する団体。
運動指導区や市の教育委員会からの依頼を受け、保育士・公教
諭の方けに運動指導セミナーも開催。

著書紹介

interview

01

まずは先生について教えてください。
今でこそ指導者として数々のご実績がありますが、
昔から運動が得意分野だったのですか?
西薗先生:運動は好きだったのですが、正直に言うと得意ではありませんでした。昔は泣き虫で、転んだら泣くような子どもで・・・。加えて当時は太っていたので、どんくさかったんですよね。運動が好きでも足が遅くて、秀でているものが何もありませんでした。

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02

指導の道に進むことになったきっかけは
何だったのでしょうか?
元を辿ると、中学生になって始めたバスケットボール部で素晴らしい先生に出会ったことです。厳しい先生だったのですが、指導は筋が通っていて、怒られたことも沢山ありますが、甘えた自分を正してくれたと感謝の気持ちがあります。
そして私が大学生の時に、その先生にバスケットボール部のコーチをやらないかと声を掛けてもらったのがスポーツの指導者になる直接のきっかけでした。

ビヨヨンドプログラムにも
反映されている
西薗先生指導理論とは?

interview

03

西薗先生の指導の根幹にあるものは何ですか?
指導理念の根幹にあるのが「褒める」ということです。
自分の中で、恩師である先生に褒めてもらえる喜びが原動力になった体験があります。スポーツ指導の場においては、ミスにフォーカスしてしまうということが起こりがちです。指導者や保護者は「根性が足りない」とか「集中していない」などと言ってしまいがちなのですね。
子どもの習い事だと自発的に「やりたい!」と言っているわけではなく、半ば親の意思決定で参加していることも多いので、そのくらいのモチベーションの時にネガティブな言葉をかけてしまうのは逆効果です。ますますやる気が無くなってしまいます。
そこで私は、まずは子どもに成功を体験してもらう。そしてその成功をとことん褒めることで、運動を好きになってもらうという指導を基本としています。
子どもに指導するときの先生の役割は、運動が楽しいと思ってもらえるように指導することだと思っています。

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04

良き指導者との出会いがポイントになるのでしょうか?
そうですね。
大人の人に「運動が好きか嫌いか」を聞くと大体好きと嫌いの半分に分かれます。好きであるという人の話を聞くと、ほとんどが良い指導者と出会っている。逆に嫌いな人はそうではないんです。
それを踏まえると、本来なら楽しいはずの運動が、良き指導者との出会いがあるかないかという運によって左右されてしまっています。
そのような状況を変えたいという想いもあって、指導者向けの指導の活動も行っています。
先生側のマインドを変えることができれば、それ以上に多くの子どもたちの未来も変えることができると信じているからです。

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子どもに対する指導は難しさがありますか?
はい、中学生以降は言語能力が発達するので、口頭指示でも成り立ってきますが、小学生以下ではそうはいきません。
と、いいますと?
私が行っている障がいを持つ子どもたちの指導が特に顕著なのですが、口頭ベースで子どもが覚えていられる指示は1~2個が限界です。
大人でも7個くらいが限度になります。
その処理能力を超えて指示を出してしまうと、子どもたちは何をすればいいのかわからなくなり、ふざけたり遊んでしまうんです。
これは怒るようなことではなく、そもそもの「ワーキングメモリ」の容量が大人とは異なるので、それを理解した上で指導を行うことが重要なのです。
もしそこで怒ってしまったら、もう次の時間にその子は来てくれないかもしれません。
子どもへの指導は、まず「言葉数を減らして端的に伝える」こと。そして、ささいなことでも「出来た瞬間に褒める」ことを徹底します。
それを積み重ねると、だんだんと色んなことができるようになってくるんです。

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06

出来た瞬間に褒めるというのは
簡単なようで難しそうです。
難しいですね。褒めるという行為は、継続することが何よりも大事です。それをやるには一人ひとりの子どもがどれくらいできるのかを見ていかないといけないですし、指導側のレベルもそこで差がついてきます。
その点、ビヨヨンドは少人数制のクラスなので、子どもに向き合って「褒める」が継続できるようになっています。

「褒める」指導軸にある
西薗先生
監修したビヨヨンドとは?

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07

ビヨヨンドについてお伺いします。
どのような点を監修されたのでしょうか?
大きくは2点で「体験の場づくり」と「運動プログラム」です。
場づくりの方から詳しく教えてください。
まず、ビヨヨンドでは反発性のあるマットの上で運動することが基本になります。そのマットの上に乗ると、子どもは自然にジャンプしだすんですね。
そんな自然と飛び跳ねたくなる楽しさと、改まって指導されることが少ない「ジャンプ」の動作を取り入れた場所を作りました。

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たしかにジャンプの仕方は
指導されたことがないかもしれません。
そのような人が大半だと思います。ジャンプは色んなスポーツの動作になることが多いですし、そもそもジャンプすることで起きる軟骨刺激など、子どもの成長に良い影響を与える刺激が沢山あります。
しかしながら、ジャンプの動作を論理的に指導される機会というのはほとんどありません。それは体育という科目に答えがなく、指導する側も抽象的な指導に終始してしまいがちなことが原因です。

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09

ビヨヨンドのプログラムはそういった動作の指導を
きちんと行っている、ということでしょうか?
はい、その通りです。例えば縄跳びの動作は「ジャンプする」「腕を回す」という2つの動作の組み合わせですが、それを分解して順序立てて練習していきます。
そうすると、子どもでも動き方を理解することができるので、縄跳びを習得することができるのです。
先ほど説明した「ワーキングメモリ」と繋がるんですが、動きの指示をできるだけ減らす、1つ1つに分解することが重要ということです。
指示が分解できれば、子どもの「できる」が増えます。そして「褒める」も増えるので、子どもがどんどん成功体験を積み上げて、指導者もどんどん褒めます。
すると子どもは運動が大好きになり、さらに運動を前向きに取り組むようになります。
そのような良いサイクルが生まれるよう、プログラムについてもしっかりと監修しました。

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10

ビヨヨンドはどんな子どもにオススメですか?
結論、全ての子どもにオススメしたいのですが(笑)特に「初めての運動の習い事」という方にオススメしたいです。
その理由として、ビヨヨンドのプログラムは運動の要素を分解した基礎、つまりあらゆる運動のベースとなる「基礎運動」のスキルを楽しみながら身に着けられる内容になっています。
どんなスポーツも動作を分解すればこの基礎運動の組み合わせなのです。
例えばボール投げなら「踏み込む+腰をひねる+腕を回す+体重移動+手首を返す」という5つの基礎運動で構成されています。
ビヨヨンドでその1つ1つを習得しておくことで、その先どのようなスポーツをやることになっても応用が効くようになります。

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既に運動の習い事をしている子ども達にはどうでしょうか?
そういった子どもにもオススメできます。というのも基礎運動をしっかりと習得している・していないとでは、専門種目の上達スピードにも差が付くからです。
あらゆる動作の根幹となる基礎運動が身についていると、専門種目の動作における体の動かし方(フォーム)が綺麗になるので、力が伝わりやすかったり、最適な筋肉が発達することなどにも繋がります。
ビヨヨンドのプログラムは、色々な運動の土台になるプログラムです。

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最後に、ビヨヨンドに込めた想いについて教えてください。
ビヨヨンドを通じて、子ども達には良い指導者にめぐり合って欲しいと思っています。
子どもへの指導方法をしっかりと理解していて実践できる人が指導することで、子どもが運動を楽しく身に付けられて、運動を大好きになってくれる。
「この先生に出会えたから、これが出来るようになった!」といってくれる子どもを増やせるような、ビヨヨンドはそんな場所にしたいです。

本日はありがとうございました。

インタビューを通して

Editor's Note

今回西薗先生に「キッズアスレチッククラブ ビヨヨンド」の監修の背景にあったお話しを伺い、プログラムを通してすべての運動の土台となる基礎運動を身につけられるだけでなく、集中力や自己肯定感を養えるプログラムになっていることがわかりました。
お子さまの習い事に迷っている方は、ぜひビヨヨンドを試していただきたいと思います。

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