イオンファンタジーのエデュテイメント
インタビュー
2020.11.03 UP
withコロナ初めての夏休み、オンラインイベント「ラララ体操」がYouTubeで開催されました。コロナ禍で活動の場が制限される子どもたちのために、おうちでできる運動プログラムを23日間毎朝配信。累計5万7千回視聴されたイベントの背後にはどんな思いがあったのでしょうか。
毎朝のラジオ体操ならぬ「ラララ体操」でお子さまの元気な夏休み生活を応援!
「ラララ体操」は、2020年夏に実施されたモーリーファンタジーのオリジナルキャラクター「ララちゃん」が毎朝様々な場所で 楽しく体操する運動プログラムです。
コロナウイルス感染症の影響により外で体を動かす機会が減っている子どもたちのために、おうちで毎朝ララちゃんたちと楽しく体を動かすことで、健康なからだづくりにはもちろん、withコロナで迎える初めての夏休みを元気に過ごせる生活のリズムづくりにも役立つ運動プログラムにしました。
(イベントは終了いたしました。)
今年は夏の風物詩でもあるラジオ体操が中止される地域が相次ぎました。そのニュースを聞いて、何か子どもたちの夏の思い出になるような行事をできないかと考えたのがきっかけです。
何かできないかとみんなで悩んでいた頃、複数の企業が共同開催する「オンラインこどもフェス」を視察する機会がありました。鉄道会社の「○○線一周の旅体験」や水族館の「オンライン餌やり」などで参加者が楽しむ姿を見て、「オンラインでもこんなに子どもたちを楽しませられるんだ!」という驚きと発見がありました。
オンラインでのイベントならリアルのイベントよりもたくさんの人たちに参加していただけます。やるなら一気に何万人にも届けたいと、初めてオンラインイベントに挑戦することになりました。
時間が限られる中で配信手法や撮影のスケジューリングなど考えることがたくさんあり、何を優先するかが悩みどころでした。
スケジュールを押さえやすいスタジオで撮るという選択肢もありましたが、コロナ禍で外出できない子どもたちが見ることを考えれば、やはり「野外の解放感」の演出が最優先。千葉県や東京スカイツリーなどの協力も得られ野外の会場で撮影したいという願いは叶いましたが、全23回分を3日間で撮りきるハードスケジュールになりました(笑)。
ラジオ体操のゆっくりで淡々とした曲と差別化し、子どもたちが自然と体を動かしたくなる曲であること、そして体に効く動きを曲に合わせ、楽しみながら体操できることを意図して制作しました。
千人以上の方たちが同時に「ラララ体操」を見てくれた日もあり、チャットで「いまから頑張るぞ」「ララちゃん大好き」とコメントをくださる方や、「子どものイベントが全部無くなってしまったのでこんな企画をしてくれて嬉しい、ありがとう」という保護者さまの声もありました。とても嬉しかったです。
プログラム内容も好評で、保育園から「園児たちにやらせてあげたいので、ぜひアーカイブに残してほしい」というご要望までいただきました。
お客さまだけでなく、ロケーションをご提供いただいた協力企業やお取引先からも「いいイベントですね」「参加しました!」と声をかけていただきました。「エンタメに強いイオンファンタジー」の良いアピールにもなったと思います。
「ラララ体操」は私たち自身も楽しみながら実施することができ、「楽しさを届けるのには自分も楽しむことが大事だな」と改めて感じました。これからも動画やオンラインイベントを活用して、イオンファンタジーならではのエデュテイメントを社会に伝えていきたいです。
イオンファンタジーのストアブランディングやキャラクターブランディングなど、当社のブランド資産を守りながらブランド資産全般の価値を高めるために様々な施策を行っている。「ラララ体操」の立案・企画を担当。
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