小学生の漢字学習におすすめのアプリ3つを厳選紹介!お子さんに合った漢字アプリ選び方も解説

小学校から習い始める漢字は、学業の為だけでなく、日常生活でも重要です。
つまずかないようしっかりと学習すべき単元といえるでしょう。

しかし、学年が上がるにつれて覚える量も増えるため、漢字を苦手としてしまうお子さんもいるかもしれません。

「きちんと勉強しているのに、漢字が覚えられない」といったお悩みがある場合、学習方法がお子さんに合っていない場合もあります。

この記事では、おすすめの漢字学習アプリについて紹介します。

お子さんに合った漢字アプリの選び方

①目的に合っているかを確認する

漢字学習のアプリを選ぶ際、重要なのは「目的に合っているか」です。

漢検取得を目指すのであれば、目標とする級に合わせたアプリを選びます。学校での勉強の予習や復習であれば、学年別の漢字学習ができるかどうかなど確認しましょう。

②お子さんに合ったアプリを選ぶ

お子さんの学習スタイルやモチベーションに合ったアプリを選びましょう。

学習に意欲的だったり、漢字が得意なお子さんであれば、どんどんレベルアップできるよう幅広いレベルの学習ができるアプリがおすすめです。

反対に、勉強が苦手なお子さんには、ゲーム形式で楽しく学べたり、スモールステップで確実に学習できるアプリを選びます。

③アプリの機能で選ぶ

漢字は何度も書いて覚えるもの、というイメージがあります。実際に学校でも、ドリルなど書いて漢字を学習する教材は多いです。しかし、ただ闇雲にたくさん書くだけでは漢字は覚えられません。重要なのは、覚えようと意識して学習することです。

苦手な漢字を復習できる機能や、実際に書いて確認することができる機能など、お子さんの学習に役立つシステムがアプリにはあります。保護者に学習進度の通知が届くアプリなど、必要な機能がついたアプリを選びましょう。

④無料で使えるかを確認する

アプリは無料のものが多いですが、有料で使える機能がさらに広がるものもあります。

また、有料のアプリでも無料でいくつかの機能がお試しで使えたり、期間限定で自由に活用できるものもあります。

有料アプリであれば、お子さんに合ったアプリであるかどうかを試した後で購入するとよいでしょう。

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漢字学習のおすすめアプリ3選

ここからは、お子さんが無料で楽しめる漢字学習アプリをご紹介いたします。

①漢字勉強用の対戦ゲーム:漢字道場

勉強が苦手なお子さんでも楽しく勉強できる、ゲーム感覚で漢字を学べるアプリです。

漢検10級(小学1年生レベル)~2級(高校卒業レベル)まで、級ごとにステージが分かれているため、お子さんのレベルに合わせて学習できるほか、予習や復習にも活用できます。

出題された漢字の書き取り問題に、より速く答えた方が勝ち、という対戦形式のゲームとなっており、楽しみながら漢字を学べるアプリです。ただ速く書くだけではなく、正しい書き順で書くことも求められるので、丁寧な書き取り練習が学べます。オンラインでの対戦モードだけでなく、ゆっくり練習が出来るモードや友だちと対戦するモードも選べるので、お子さんに合った学習スタイルが選べます。

対戦形式のため、「勝つために漢字をしっかり覚えよう!」と意欲的に取り組む動機付けにもなるでしょう。勝敗でモチベーションが左右されやすいため、スピード勝負や対戦形式が苦手なお子さんには不向きかも知れません。負けず嫌いでゲーム好きなお子さん向けのアプリです。

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②小学生手書き漢字ドリル1026

スマホやタブレットに直接、漢字を書き込んで学習できるアプリです。

学習アプリは選択問題の形式であることが多いですが、こちらは実際に書いて問題を解くことができるため、より本格的な漢字学習ができます。

小学1年生~小学6年生までの漢字に対応しており、学年毎にメニューが分かれているため、お子さんのレベルに合わせて少しずつ漢字を身につけていけます。

漢字の書き取りや読みはもちろん、四字熟語などを含め、約3000問もの問題での学習が可能です。対義語や同音異義語なども学べるので、学校で習う漢字だけでなく、漢検対策にも役立ちます。1回につき5問ずつ出題されるので、空き時間での学習にも最適です。

漢字の書き取りはシステムによる判定のため、漢字の書き順が間違っていたり、書き方が曖昧でも正解になってしまう可能性もあります。正しく、丁寧に書けるかどうかなどを確認するために、実際に紙に書いて人の目でチェックしてもらう機会があると良いでしょう。

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③小学生の漢字勉強:ひとコマ漢字

小学1年生~小学6年生までの漢字の「書き取り」学習のために作られたアプリです。

こちらのアプリは漢字の「書き取り」に重点が置かれており、書き順を確認しながら丁寧に学ぶことができます。

漢字を書くときに大切な「はね」や「はらい」を意識して書く練習ができたり、書き順がしっかり学べるよう、一画ごとにガイドが出たりするなど、漢字学習で大切なポイントをアプリで学べます。そのため、ハードルの高い新出漢字の書き取り予習にも最適です。

漢字が分からなくなったときにヒントが出るため、お子さん一人での学習も可能です。ただ答えをなぞるのではなく、少しの間だけガイドがヒントとして出る、というシステムのため「思い出しながら書く」という暗記を意識した学習ができます。

クリアすると、学習した漢字にちなんだイラストが登場するので、楽しく学習を続けられるでしょう。また、学習時間のリマインダー設定があり、学習習慣を身につけるのにも役立ちます。

書き取りに特化したアプリのため、送り仮名や読み仮名などは出題されません。漢字の読みなどを含め、まんべんなく学習するためには、漢字ドリルや他のアプリも併用するとよいでしょう。

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【TIPS】漢字学習の重要性

①小学生のうちに習う漢字は「1026文字」

中学で学習する英単語などに比べると、その量は少なく感じられるかもしれません。しかし、漢字は読み方に書き方、送り仮名や熟語、漢字そのものの意味など、一つの漢字に対して覚えることはたくさんあります。

特に、小学3年生からは200文字近くを一年間で学ぶため、この頃から漢字が苦手になってしまうお子さんも多いようです。

漢字は、国語の学習において特に重点がおかれます。学校のテストでも漢字は20%近くの配点があるため、苦手なままにしておくのはもったいないですね。

国語の読解力を鍛えるために、読書を推奨する勉強法もありますが、漢字が苦手なお子さんは本を読んで楽しむことが出来ません。算数の文章題やその他の問題文など、漢字が必要な場面は数多くありますから、漢字を疎かにしてしまうと、全体的な学力にも影響を及ぼしてしまいます。

②漢字学習と学習アプリの相性

一度学習したものをもう一度勉強し直すことは、暗記や理解度アップのためにとても重要です。しかし、お子さんにとって一度学んだものの学習は、モチベーションの低い学習でもあります。

ゲーム感覚で学習できるアプリであれば、お子さんも取り組みやすく、手軽に復習ができます。スモールステップでクリアすることができ、楽しく達成感を味わうことができるためです。

また、今まで勉強してきた漢字が定着しているかを確認できたり、苦手な漢字だけを繰り返し復習することも可能です。

お子さんが苦手意識を持ちやすい勉強でも、アプリであれば取り組みやすいため、合理的な漢字学習をすることができます。

まとめ

漢字学習アプリを選ぶ際のポイントは、以下の4つです。

  • ①学習目的に合っているか
  • ②お子さんの学習ペースに合っているか
  • ③必要なアプリの機能はあるか
  • ④無料で使えるかどうか

小学生のうちに習う漢字は1026文字あり、その多くが日常的に使われるものです。

漢字テストや国語の成績だけでなく、その他の学習においても漢字はとても重要であり、漢字の理解度は学力全体にも影響します。

漢字学習アプリであれば、お子さんの成績を集計し、苦手な漢字を繰り返し学習することができます。まだ覚えきれていない漢字だけを効率的に復習できるため、勉強が苦手なお子さんにも最適です。

記事執筆者

株式会社ENロジカル
京都大学医学部医学研究科在学中に脳神経の形成機構の研究に従事。
在学中に起業し、事業売却を経験。
自身もwebのディレクターとして従事し、経営する会社ではいくつものwebメディアを運営している。
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