「習い事はいつから始めるべき?」
「始めるのが早すぎても子どもには悪影響?」
「早いうちから習い事しないと出遅れる?」
習い事を始めるタイミングについて気になっている保護者も多いのではないでしょうか。
大切なお子さんの将来のためにも、早いうちからできることはしてあげたいですよね。
今回は「習い事を始めるタイミング」についての疑問に答えながら、早く始めるとメリットのある習い事についてご紹介します。
いつから習い事を始めているの?
習い事を始めるタイミングは、各家庭によってさまざまです。
しかし親としては、他の子どもたちが習い事をいつから始めているのかは気になるところ。
5割以上が就学前に習い事を始める
2019年にバンダイ社が、3〜6歳の未就学児童と小学生の子どもを持つ親700人を対象に実施した「習い事に関する意識調査[1]」によると、
就学前からすでに習い事を始めている子どもが5割以上いることが分かりました。
特に、水泳やサッカーなどのスポーツ関連の習い事を小学校入学前から始める子どもが多い傾向があります。
習い事を始めたきっかけの1位は「親の意向」によるもので、全体の62.1%を占めました。
また、子どもに習い事を始めさせた理由は以下の通りと述べています。
- 第1位:体力づくり・運動能力の向上(17.3%)
- 第2位:子どもの可能性を伸ばしたいから(15.7%)
- 第3位:子どもの好きなこと・得意なことを増やしたいから(9.7%)
この結果から「子どもの能力を向上させるために、幼いうちから習い事をさせている」という親が多いことがうかがえます。
早くから習い事を始めた方が良い理由
「早くから子どもに習い事をさせた方が良さそう」というイメージはあるものの、その根拠については、パッと思い浮かばない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、その具体的な理由を3つご紹介します。
脳の基礎の8割が5歳ごろまでに完成する
大人の脳と比べ、子どもの脳は急速に成長しています。[2]
脳科学者の茂木 健一郎氏によると、5歳ごろまでには脳の基礎の8割が完成するのだといいます。
5歳以降は、その土台を元に成長するため、脳の基礎が出来上がる前にさまざまな刺激を与えることが重要です。
幼児期からの習い事は、子どもの脳にさまざまな刺激を与え、潜在能力を高めてくれます。
子どもの能力を効率的に伸ばすためにも、幼いうちから脳を鍛えておくことが大切です。
非認知能力が高まる
非認知能力とは、学力のように数値で測れないスキルのことを指します。
具体的には、以下の能力が含まれます。
- 協調性
- コミュニケーション力
- 自制心
- 自己肯定感
- 忍耐力 など
幼児期から非認知能力を高めておくと、辛抱強く問題を解決でき、社会経済的にも成功しやすいといわれています。[3]
そして、非認知能力は習い事を通して伸ばすことが可能です。
例えば、スポーツの習い事ではチームワークが必要となるため、協調性やコミュニケーション力などを学べるでしょう。
幼い頃から自信が身に付く
習い事を通じて「新しい物事に挑戦し何かができるようになる」経験ができます。
そして、この小さな挑戦の積み重ねが子どもの自信へと繋がっていくのです。
幼い頃からさまざまな物事に触れて成功体験を得ることは、子どもの自己肯定感を育むためにも重要です。
また、自信が付くと、さらに新しいことに挑戦しようという意欲が生まれます。
習い事は、子どもの自信を育て、得意分野を伸ばすことにも役立つといえるでしょう。
早めに始めた方が良い習い事3選
人気の習い事はたくさんあるため、習い事選びには悩んでしまうもの。
ここでは、特に早めに始めた方が良いといわれている習い事を3つご紹介します。お子さんの習い事選びの参考にしてください。
ちなみに、早めに習い事を始めたとしても、お子さんのモチベーションが低い状態では継続が難しく、身に付くはずの能力も身に付きづらくなります。
大前提として、習い事を選ぶ際は「習い事の対象が好きか」「興味が持てるか」という視点が重要です。
1.スポーツの習い事
スポーツの習い事は、早めに始めた方が有利だといわれています。[4]
5歳から12歳の期間は、子どもの運動神経を向上させる重要な時期です。
- プレゴールデンエイジ(5~9歳):神経回路が発達する時期
- ゴールデンエイジ(9~12歳):運動神経が著しく向上する時期
ゴールデンエイジの時期に、一気に運動能力を伸ばすためには、プレゴールデンエイジの時期からさまざまな動きを経験し、神経回路を発達させておくことが重要だとされています。
そのため、早めに習い事を始めておけば、子どもの運動神経の発達やパフォーマンスの向上も十分に期待できるでしょう。
また、小さい頃から体操やダンスなどの柔軟性が必要なスポーツを始めておくのもおすすめです。
人は年齢が上がるにつれて体が固くなります。スポーツを始めて柔軟性を高めておけば、ケガをしにくい身体の土台作りにもなります。
2.英会話の習い事
英会話は、早めに始めておくとメリットの多い習い事の一つです。[5]
年々進んでいるグローバル化に対し、子どもに英語を話せるようになってほしいと思う方も多いのではないでしょうか?
もちろん大人になってから英会話を学ぶことも可能ですが、ネイティブのような綺麗な発音を身につけるためには相当の努力が必要です。
東洋英和女学院大学教授の高橋基治氏によれば、12歳〜13 歳を過ぎてから母語話者並みの発音を習得するのはほぼ不可能に近いのだといいます。
そのため、ネイティブレベルの発音を身につけたい場合は、言語習得の臨界期を迎える前から英会話を始めておくことがおすすめです。
3.音楽の習い事
ピアノなど、音楽に関する習い事は早くから始めた方が良いといわれています。[6]
その理由は、幼少期は聴力が優れているため、リズム感や音感を身につけやすいからです。
例えば、絶対音感を身につけるためには、2歳〜6歳前後までの訓練が必要とされています。しかし、7歳以上になると絶対音感を習得するのが困難になります。
そのため、子どもに音楽系の才能を伸ばしてほしいとお考えの方は、早めに習い始めた方が子どもにとってもプラスだといえるでしょう。
早くから習い事を始めるメリットは大きいですが、子どもの意思に反して無理やりやらせてしまうと、習い事の対象自体を嫌いになってしまう可能性もあります。
子どもの意思を尊重しながら、興味のあるものを中心に習い事を選びましょう。
早くから習い事をさせるデメリットは?
早いうちからの習い事には大きなメリットがあります。一方で、デメリットもあることを理解しておきましょう。
ここでは、主なデメリットを2つご紹介します。
子どもにとってストレスになる可能性がある
習い事により、子どもがストレスを感じる可能性があります。
主な理由は以下の2つが挙げられます。
- 友達と遊ぶ時間・自由時間の減少
- 親からの過度な期待
特に、親の意向で習い事をはじめた場合は、子どもが習い事を楽しめていないケースもあるかもしれません。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、習い事を楽しく続けられなければ意味がありません。
子供の意志を尊重することを忘れないようにしましょう。
送迎などの保護者の負担が増える
日々の送り迎えだけでなく、大会やコンクールなどのイベント時にも送迎が必要です。
さらに、子どもに習い事をさせるにはお金がかかるため経済的な負担も増加します。
兄弟がいる場合は、その負担はさらに大きくなります。
子どもたちが長く習い事を続けるために、金銭的に無理のない範囲での習い事選びが大切です。
幼児期から習い事を始めるなら、楽しく続けられるものがおすすめ
子どもの将来によかれと思って習い事をさせても、子どものストレスになってしまっては意味がありません。
もし、お子さんにまだ興味のあることがない場合は、楽しく続けられる習い事を始めるのがおすすめです。
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(参考)
[1]子どもの習い事に関する意識調査
[2]脳の8割が完成”5歳まで”にやるべきこと
[3]幼児期が大切!就学前教育が最も重要であるという科学的根拠
[4]子供の習い事は何歳から始めるのがいい?
[5]早期英語教育が大事な5つの理由
[6]絶対音感レッスンは何歳から?ベストな時期と科学的根拠を公開!
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